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2025-09-17
「赤とんぼ」は何者?

「赤とんぼ」といえば、「♪夕焼けこやけのあかとんぼ」という歌にもあるように、秋の風物詩のような存在ですよね。
でも実は、「赤とんぼ」という名前のトンボは存在しないということを知っていましたか?
私たちが「赤とんぼ」と呼んでいるのは、じつは“アカネ属”に分類されるトンボたちのこと。アキアカネ、ナツアカネ、ミヤマアカネなどがその仲間で、日本ではとても身近に見られます。そして、「赤とんぼ」の中にも赤くない種類もいるようです。ちなみに体が赤くなるのはオスだけで、メスは赤くならないそうです。赤くなる理由をさぐってみると、鳥のように求愛のために色づくのではなく、炎天下で縄張りを守るオスが、紫外線から身を守るために赤くなった――そんな説もあるそうです。
では、どうして「赤とんぼ」が“秋の象徴”になったのでしょうか。
その理由のひとつは、生態にあります。アカネ属の中には暑さが苦手な種類がいて、夏の間は涼しい山の上で暮らし、気温が下がってくると平地に下りてくるのです。だから、秋になると赤とんぼをよく見かけるようになるのですね。
とはいえ、近年は残暑が長引き、なかなか涼しくなりません。
今年は赤とんぼが山から下りてくるのは、いつごろになるのでしょうか。
お祭り当日はさわやかな秋の風が吹き抜けるお日柄だとよいですね。
でも実は、「赤とんぼ」という名前のトンボは存在しないということを知っていましたか?
私たちが「赤とんぼ」と呼んでいるのは、じつは“アカネ属”に分類されるトンボたちのこと。アキアカネ、ナツアカネ、ミヤマアカネなどがその仲間で、日本ではとても身近に見られます。そして、「赤とんぼ」の中にも赤くない種類もいるようです。ちなみに体が赤くなるのはオスだけで、メスは赤くならないそうです。赤くなる理由をさぐってみると、鳥のように求愛のために色づくのではなく、炎天下で縄張りを守るオスが、紫外線から身を守るために赤くなった――そんな説もあるそうです。
では、どうして「赤とんぼ」が“秋の象徴”になったのでしょうか。
その理由のひとつは、生態にあります。アカネ属の中には暑さが苦手な種類がいて、夏の間は涼しい山の上で暮らし、気温が下がってくると平地に下りてくるのです。だから、秋になると赤とんぼをよく見かけるようになるのですね。
とはいえ、近年は残暑が長引き、なかなか涼しくなりません。
今年は赤とんぼが山から下りてくるのは、いつごろになるのでしょうか。
お祭り当日はさわやかな秋の風が吹き抜けるお日柄だとよいですね。