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みなさん、台風に名前がついているのをご存知でしょうか？ 例えば、8月末の大型台風10号には「サンサン」という名前がつけられていました。

以前は、台風には米国が英語名（人名）を付けていましたが、現在は北西太平洋や南シナ海で発生した台風にはアジア名がつけられています。これらの名前は、アジア太平洋地域の14か国が参加する国際組織「台風委員会」によってあらかじめ140個が決められていて、台風が発生するたびに順番に名前が付けられます。

台風の名前には、自然現象や動物、植物、伝説や神話に関連した名前が多く使われています。日本も台風委員会のメンバーで、140個の名前の中には日本が提案したものもあります。日本は星座に由来する「コイヌ」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「コト」「クジラ」「コグマ」「トケイ」「トカゲ」「ヤマネコ」の10個を提案し、現在登録されています。
実は日本には直撃しませんでしたが「サンサン」の後に発生した台風11号は「ヤギ」という名前でした。

こうした名前は、台風が発生した際に親しみやすく、覚えやすいように工夫されています。これは単なる識別のためではなく、災害に対する意識を高め、地域住民が台風への備えを行いやすくするための重要な役割を果たしているのだそうです。

次回の台風はどんな名前になるのでしょうか？

とはいえ、さぎ沼まつりの日は台風とは無縁であるとよいのですが…


「どうか、よいお天気に恵まれますように！！」